今回は大谷選手とスポンサー契約を結んでいる企業を紹介していきます。
野球の実力に加えて、端正なルックスとモデルのようなスタイル、そしてその人間性によって世界中の企業からオファーが殺到しているといいます。
2023年現在、スポンサー契約している企業は13社。
気になるスポンサー収入の総額は、メジャー史上最高額の47億円（3500万ドル）。
球界のレジェンド、イチローさんの2012年のスポンサー収入が8億6500万円（700万ドル）だったので、大谷選手がいかに圧倒的な存在であるかがわかりますよね。
ではさっそく、大谷選手と契約中の13社のスポンサーについて1つ1つ見ていきましょう。
大谷選手の人柄がわかるエピソードやCM動画なんかも載せているので、気になるスポンサーがあれば『目次』から飛んでチェック してみてください。
まずは、スポンサー企業の一覧から。
| ①ニューバランス |
| ②KOSÉ（コーセー） |
| ③HUGO BOSS（ヒューゴ ボス） |
| ④JAL |
| ⑤セイコー・ウォッチ |
| ⑥SAVAS（明治） |
| ⑦興和（バンテリンコーワ） |
| ⑧西川株式会社 |
| ⑨セールスフォース・ジャパン |
| ⑩ポルシェ |
| ⑪Oakley（オークリー） |
| ⑫三菱UFJ銀行 |
| ⑬ファナティクス |
【あわせて読みたい】
①ニューバランス
WBCでもギアが注目の的に
アドバイザリー契約を交わし、2023年シーズンからグローブ・スパイク・ウェアなどギアを提供しているのがアメリカの企業「ニューバランス」です。
WBC優勝の瞬間、マウンド上から放り投げたあのグローブもニューバランス製。
キャップ・スウェット・スニーカーと全身ニューバランスで球場入りする姿もたびたび映し出され、爽やかなイメージが話題になっていました。
キャンプインからWBCにかけて、何かと話題を振りまいたニューバランス。
この期間、大谷選手を通じてもっとも世界にアピールできたブランドだったかもしれません。
日本メーカーから新たに”ギアチェンジ”
日本でのニューバランスのシェアは、アディダス・ナイキの2強に次いで第3位。
大谷選手効果で、2強ブランドの壁を打ちくずせるのかにも注目が集まっています。
大谷選手は2014年からスパイクなどはアシックス、ウェアはデサントと、野球用品はずっと日本企業と契約してきました。
昨シーズンまでの異次元の活躍を支えてきた2社からギアメーカーを変えたのは、さらなる飛躍のための一大決心だったことでしょう。
新しく契約したニューバランスブランドと一緒に、今シーズンはどこまで羽ばたくことができるのか期待したいですね。
②KOSÉ（コーセー）
スポンサー契約のコンセプト
2023年からグローバル広告契約を結んでいるのが、化粧品メーカーの「KOSÉ」。
男性＆スポーツ選手の起用ということで、意外性では一番かもしれません。
キャラクターとしての起用ではなく、エンゼルスの本拠地アナ
ハイムの強い紫外線から大谷選手のキレイな肌を守りたい
というもので、企業の姿勢が見えてステキですね。
大谷選手効果で、男性客からの売り上げも伸びているそうです。
インスタ写真で化粧品の売り上げが爆上がり
ある1つの投稿から大熱狂へと発展したエピソードがあります。
2月16日、大谷選手はInstagramにロッカールームの写真をアップしました。
キャップやスウェットが並ぶ中、棚の上には「コスメデコルテ」（KOSÉ）の商品が！
なんと大谷選手、ちゃんとスポンサーの商品を使ってスキンケアをしていたんですね。
前々から大谷選手の肌のキレイさは評判で、これを見たファンたちが
美肌の秘訣はコレか！
と注文が殺到。
情報解禁した次の日の百貨店での新規購入数が通常時の3.6倍、公式オンラインでの販売数が約20倍という熱狂ぶりだったそうです。
他社の商品を使っている所を写真に撮られて慌てる選手も少なくないなか、スポンサ一の商品をしっかり使い、真摯に向き合う大谷選手らしいエピソードですね。
③HUGO BOSS(ヒューゴボス)
野球選手とは異例の契約
「HUGO BOSS」はドイツのファッションブランドで、サッカードイツ代表に公式ウェアを提供している企業。
サッカーとのつながりが強いため、野球選手とスポンサー契約を結ぶのは異例のこだそうです。
大谷選手がいかに世界的に注目を集めているかがわかりますよね。
小顔で長身の大谷選手。海外ブランドに身を包んでも違和感がまったくなく、めちゃめちゃカッコいい！
スポンサーへの気遣いは忘れない
今回のWBCでは移動の時、選手たちはユニクロの公式スーツを着ていました。
ただ、大谷選手だけはHUGO BOSSの着用が認められ、ひとり型の違うスーツでキメていたといいます。
3月3日のInstagramでは、侍ジャパン合流へ向かう後ろ姿をアップ。
このジャンバーは、WBC参加のため大谷選手とHUGO BOSSが共同で制作した特注品。
世界に3着しかない代物だそうです。
侍ジャパン合流の日に特注のジャンバーを着るあたり、常に見られることを意識した大谷選手のスポンサーへの気遣いがみえますね。
④JAL
世界へはばたく姿がブランドイメージにマッチ
サポート契約を結ぶ「JAL」は、日米間の移動・荷物の輸送・帰国時のサポートなどを行っています。
JAL主催のメジャー出発セレモニーでは、JALとエンゼルスのブランドカラーである「赤」のネクタイで登場しました。
世界の舞台へと大きく羽ばたいた大谷選手と、JALのイメージがマッチしたステキなCMですね。
故障しても契約に「なぜ?」という声は出なかった
アスリートとスポンサー契約を交わす場合、企業は一定のリスクを負うことになります。
それは選手が故障をした時に、広告として相応しくないという見られ方をしてしまうこと。
大谷選手も肘のケガの影響で、2019年・2020年と思うような結果が残せないシーズンを過ごしました。
ただ、そんな大谷選手に対してJALの社内外から「なぜ?」という声はいっさい上がらなかったそうです。
JALの元宣伝部の方はこう語っています。
誰もできないことをやっている、そこに対する応援の気持ちをただ抱かせる。
そんな大谷さんの人間性だからこそだと思います。
その思いに応えるように、翌2021年シーズンから異次元の活躍を見せているのは、さすが大谷選手ですね！
⑤セイコー・ウォッチ
背番号にちなんだ公約
「セイコーウォッチ」とは、メジャーに向かう2018年からサプライヤー契約を交わしています。
大谷選手の背番号17にちなんで
ピッチャーとして17勝達成で、セイコーのスペシャルバージョンの時計を製造しプレゼントする
という公約があるそうです。
WBCの盟友・ヌートバー選手に「次のWBCもまた一緒に戦おう！」とセイコーの腕時計をあげたことでも注目を集めました。
6月9日から新CMも流れているので、ぜひ。
エンゼルスの星としてブランドをアピール
スーツ姿で野球をする大谷選手が、新鮮でカッコいいですね！
2018年の契約発表の時の会見では「エンゼルスの星になってほしい」というセイコー側の言葉に
それぐらいの気持ちで頑張りたい
と熱く語っていたそうです。
いまや本当にエンゼルスの星としてチームを牽引する存在になりましたね。
ちなみに大谷選手、もちろん腕時計にはセイコーの『アストロン』を愛用しています。
⑥SAVAS（明治）
身体づくりをサポート
アドバイザリー契約を結び、プロテインや栄養サプリを提供しているのがプロテインブランドの「SAVAS （ザバス）」。
アスリートの資本である身体づくりや栄養管理のサポートをしています。
トレーニングする姿がカッコいい！
大谷選手のトレーニング風景はなかなか見る機会がないので、貴重な映像になってます。
二刀流で活躍する身体を支える
もともと高校時代から身体作りを意識してサプリメントを使っていた大谷選手。
2014年の春キャンプから、プロテインを中心にザバスからアドバイスを受けるようになったそうです。
その縁もあり、2015年にスポンサー契約を締結。
異次元の活躍をみせる二刀流の身体づくりには、欠かせないスポンサーになっていますね。
⑦興和（バンテリンコーワ）
たくましい肉体のCMでおなじみ
2022年からスポンサー企業に名を連ねたのが「バンテリン」でお馴染みの興和。
バンテリンの塗る・貼る「医薬品」と関節を守る「サポータ
ー」
二刀流で大谷選手と生活者の皆さんの健康をサポートしたい
と商品をアピールしています。
たくましい筋肉と真剣な表情、最後の笑顔でピースのギャップがとてもいいですね。
撮影現場には、大谷選手のバットを振る”ブン！“という音が鳴り響いていたそうです。
出演料まで破格の額
このCMの出演料が週刊誌で報道されて、一部で話題になっていました。
なんと年間契約で、金額は1億2000万円。
通常CMは1クール契約なのですが、1クール単位での契約を受けない大谷選手のために年間契約という特別の計らいをしたそう。
契約条件を厳しくしているのは、収録のハプニングなどで大谷選手の身体に万が一の事態が起こらないように。
バラエティ番組などのオファーを断っているのも、この理由からだそうです。
そして金額についても、1億2000万円は現在のアスリート最高額！
あの羽生結弦選手でさえ1本6000万円と言われているので、大谷選手の群を抜いた気っぷりがわかりますね。
⑧西川株式会社
眠りからコンディショニングをサポート
枕やマットレスなど、大谷選手のコンディションを睡眠から支えているのが寝具メーカーの「西川株式会社」。
2023年でスポンサー契約は7年目を迎え、大谷選手に常に快適な睡眠環境を提供しています。
大谷選手は常々
(二刀流の秘訣の）一番はやっぱり睡眠。
質の高い睡眠をとることが、いいリカバリーにつながる。
と、言っています。
高いパフォーマンスを維持するため、定期的に西川で寝具の測定をしてもらっているそうです。
メジャーの過酷な環境にも
オーダーメイド枕の測定風景がこちら。
寝ることが趣味という大谷選手の休日の睡眠時間は、なんと12時間・・・！
睡眠に対する高いこだわりにも、しっかり応えた枕に仕上がってそうですよね。
メジャーでは、4つの時差を越える移動・連戦が当たり前の環境など、日本以上にコンディショニングが難しいといいます。
西川の睡眠面からのサポートが、大谷選手の活躍につながっているのは間違いないですね。
⑨セールスフォース・ジャパン
看板直撃ホームランのあの企業
「セールスフォース・ジャパン」は、顧客情報を会社全体で共有し、マーケティング
やセールスに生かすためのプラットフォームを提供する企業。
WBCで大谷選手が、自身の看板にホームランを直撃させたことでも有名になりましたね。
これが子供の時から夢だったWBCでの第1号ホームラン！
それを自分のスポンサー企業の看板に当てるとは、企業も大谷選手も「持って」いますね。
見てほしいCMの数々
セールスフォースさんの公式ツイッターに大谷選手のCM動画が載っているので、ぜひ見てみてください。
でも、二刀流が無理だと思ったことは一度もない
心に響く、本当にステキなCMですよね。
こちらのシリーズCMも素晴らしいです。
今でも宇宙飛行士に憧れがあると語る大谷選手。理由は「誰も見たことがない景色を見れる」から。
二刀流という誰もなし得なかった挑戦を続ける大谷選手の、芯にあるものが見えるがしますね。
キメキメもカッコいいけど、自然な大谷選手がたくさん見れるこのシリーズも必見です。
⑩ポルシェ
夢を追い続ける人のためのブランド
「ポルシェジャパン」とは、2022年にブランドパートナー契約を結んでいます。
大谷選手が二刀流として世界に挑戦し続けている姿勢が
ポルシェが目指す「夢を追い続ける人のためのブランド」というブランドビジョンをまさしく体現している
ことが、スポンサー契約の理由としています。
ポルシェの加速を体験
大谷選手がポルシェのドライビングパフォーマンスを体験している動画がこちら。
あまりの加速力に、思わず声が出てしまうところが可愛いですね！
そんな大谷選手の現在の愛車は、もちろんポルシェ。
2023年のキャンプインでは、白のポルシェでキャンプ地を訪れる姿が見られました。
もともと車にはそれほどこだわりはないらしく、スポンサーから提供されたものをそのまま乗っているだけでは？と、もっぱらのウワサです。
⑪Oakley（オークリー）
ファッションでも先をいくサングラス
2020年からパートナーシップ契約を結んでいるのが、アイウェアメーカーの「Oakley」。
サングラス姿もめちゃめちゃカッコいい！
スポーツ用としての機能面だけでなく、カラーが豊富でファッション性も高いブランド。
大谷選手自身がフィッティングをし、「OHTANI」のロゴが刻印された大谷翔平限定モデルも発売されて、話題になっていました。
チームオークリーの一員に
Oakleyは、各界を代表するアスリートと契約を結んでいるブランド。
NFLのスーパースター、パトリック・マホームズ選手やメジャーではヤンキースのアーロン・ジャッジ選手などなど。
日本からは、元メジャーリーガーのイチローさんやゴルフの松山英樹選手とそうそうたるメンバーが揃います。
大谷選手も
さまざまなスポーツカテゴリーのトップアスリートが揃うチームオークリーの一員となれたことに、とてもワクワクしています。
と、レジェンドたちとの並びに心躍るコメントをしています。
⑫三菱UFJ銀行
挑戦し続ける姿勢を重ねて
ブランドパートナーとしてスポンサー契約を結んでいるのが「三菱UFJ銀行」。
大谷選手のポスターをよく見かけますよね。
メジャーの舞台で想像を超えた挑戦を続ける大谷選手と、三菱UFJ銀行の挑戦する姿勢を重ね合わせての契約ということです。
この「ハイタッチ編」は、挫けそうな時でも前を向く力をもらえる本当にステキなCMです。
“好きなこと”こそがパワーの源
三菱UFJ銀行の公式channelで、頭取・半沢淳一さんとのクロストークの動画がアップされています。
この中で大谷選手は、パワーの源やモチベーション維持のやり方などを色々話してくれています。
ただ好きなことをやってきたって感じの人間なので、あまり
「すごいことをやってる」みたいな意識は、自分の中ではない
です
「好きなことをする」のが前に進む力になっていると語っていました。
ほかにも大谷選手の考えに触れられる所がたくさんあるので、少し長めの動画ですが、ぜひ見てみてください。
⑬ファナティクス
スポーツライセンスのアパレル商品やグッズ販売を手がける「ファナティクス」とは、2021年にスポンサーとして契約を締結。
大谷選手のサイン入りグッズ・メモリアルグッズなどを全世界に届けています。
コレクションには、ユニフォームや試合球といった大谷選手が試合で使ったアイテムも含まれるそう。
WBC開催期間には、大谷＆ヌートバーのイラスト入りの「ペッパーミルTシャツ」を限定販売して、話題を集めていましたね。
ファナティクスは、各競技のトップアスリートとスポンサー契約を交わしていますが、日本人では大谷選手が初めて。
期待の高さがうかがえます。
まとめ
大谷選手と契約を交わす13社のスポンサー企業について見てきましたが、いかがだったでしょうか。
メジャーでの活躍と誰もが認める人間性から、今後はさらにオファーする企業が増えると予想されます。
野球の成績と同時に、いったいこれからどんな世界的企業とスポンサー契約を交わすのかにも注目していきたいですね。
最後に、スポンサー企業一覧をもう一度載せておきます。
| ①ニューバランス |
| ②KOSÉ（コーセー） |
| ③HUGO BOSS（ヒューゴ ボス） |
| ④JAL |
| ⑤セイコー・ウォッチ |
| ⑥SAVAS（明治） |
| ⑦興和（バンテリンコーワ） |
| ⑧西川株式会社 |
| ⑨セールスフォース・ジャパン |
| ⑩ポルシェ |
| ⑪Oakley（オークリー） |
| ⑫三菱UFJ銀行 |
| ⑬ファナティクス |
【あわせて読みたい】
